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AI画像・動画はどこまでOK?著作権・肖像権をQ&Aで徹底解説【日本法対応】

D-aerial 2025/12/16 7分で読める
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AI画像・動画はどこまでOK?著作権・肖像権をQ&Aで徹底解説【日本法対応】

生成AIによる画像・動画制作は、ビジネスやクリエイティブの現場で急速に広がっています。
一方で「著作権はあるのか?」「人物に似たら違法?」「誰が責任を負うのか?」といった法律面の不安も多く聞かれます。

本記事では、日本国内の法律(文化庁見解・判例ベース)を前提に、AI画像・動画に関する著作権・肖像権・その他の法的リスクを Q&A形式 で分かりやすく整理します。

AI画像・動画の法律に関するQ&A

著作権に関する基本ルール

Q AIが自動生成した画像や動画には著作権が認められますか?

A AIが自律的に生成した生成物は、「思想又は感情を創作的に表現したもの」ではないため、著作物には該当しないとするのが日本における文化庁の見解です。多くの国(特に日本や米国)でも、AIが自動生成したコンテンツは著作物とはみなされない可能性があります。

Q それでも、AI生成物に著作権が認められるケースはありますか?

A はい、あります。人間が思想感情を創作的に表現するための「道具」としてAIを使用した場合は、その生成物が著作物に該当すると考えられ、AIを利用した人が著作者となります。創作物自体ではなく、人が創意工夫を加えた指示や構成(プロンプトや編集)を含めたプロセスに創作性があれば、保護される可能性があります,。

Q AIが既存の著作物(画像など)を学習データとして利用するのは、著作権法上問題ありませんか?

A 日本においては、AI開発・学習段階での著作物利用について、原則として著作権者の許諾なく行うことが可能です(著作権法第30条の4)。これは「著作物に表現された思想又は感情の享受を目的としない利用行為」と考えられているためです。ただし、「著作権者の利益を不当に害することとなる場合」は、この規定の対象外となります。

Q AI生成物が、既存の著作物と似ていた場合、著作権侵害になりますか?

A 生成・利用段階での著作権侵害の判断は、人がAIを利用せず絵を描いた場合などの通常の場合と同様に、「類似性」と「依拠性」によって侵害の有無が判断されます。既存の著作物との類似性・依拠性が高いと認められた場合は、著作権侵害となります。

Q AI生成物が既存の作品の「作風」や「画風」を真似ている場合も侵害になりますか?

A スタイルや作風が似ただけでは、著作権侵害は成立しないというのが、世界共通の大きな考え方です。ただし、AIは短期間で大量の作品を学習し、特定個人の作風を瞬時に身につけ、似た作品を量産できる点で、従来の人間による模倣とは異質な問題として、ルールの見直しが議論されています。

肖像権・パブリシティ権のリスク
Q AIで生成した画像が、たまたま現実に存在する人物に似てしまい、訴えられた場合はどうなりますか?

A AI生成物が偶然実在の人物に似ていた場合、原則として肖像権侵害とはなりません。肖像権侵害が成立するには、「人格的利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超える」かどうかで総合的に判断されます。また、肖像権侵害では、生成された肖像が実在の人物の容貌と同一と評価できるほど似ていること(人物の顔が特定できること)が必須要件です。

Q 偶然似てしまった人物が著名人だった場合、リスクはありますか?
A はい、リスクがあります。偶然生成された結果であっても、誰が見ても分かるほどある著名人に似ており、そのAI画像が商業的に利用された場合(例:商品やサービスを推奨しているように振る舞った場合など)は、パブリシティ権の侵害であるとして問題となる可能性があります,。パブリシティ権は、著名人が持つ顧客を商品・サービスに引きつける力(顧客誘引力)を排他的に利用できる権利です。

Q 肖像権侵害を避けるためには、どのような対策が必要ですか?
A トラブルを避けるための最も確実な対策として、実在の人物に似せたAIキャラクターの使用は控えるべきであるとされています。たとえ「モブキャラ」であっても、許可を得ていない実在の人物のスキャンデータから酷似したAIキャラクターを生成することは避けるべきです。

法的責任とその他のリスク

Q AI生成物の利用によって他者の肖像権を侵害した場合、どのような責任を負いますか?

A 肖像権侵害が認められた場合、権利者から差止請求(画像の削除や公表・拡散の停止)、および損害賠償請求(精神的苦痛に対する慰謝料や弁護士費用など)をされる可能性があります。

Q 肖像権侵害の責任は誰が負うのでしょうか?

A 画像を生成し、インターネット上に公開(投稿)したAI利用者(生成・投稿者)が、直接的かつ第一義的な責任を負うことになります。AI開発・提供事業者の責任を問うことは現時点ではハードルが高いですが、特定の個人を侵害する悪意のあるAIを開発したり、技術的に可能な対策を怠った極端なケースでは、責任が認められる可能性もゼロではありません。

Q 肖像権や著作権以外に注意すべき法的なリスクはありますか?
A 商標権と名誉毀損のリスクがあります。
- 商標権侵害: AIキャラクターに、Louis Vuitton社のモノグラム模様などの登録商標を着せるなど、商標を独占排他的に使用できる権利を侵害する行為に注意が必要です。
- 名誉毀損: 自身の容貌が、あたかも犯罪者であるかのような画像や卑猥な画像(ディープフェイクポルノなど)に加工され、社会的評価を低下させるような文脈で使用された場合、名誉毀損が成立する可能性があります。

Q 肖像権侵害の画像が公開された場合、被害者はどのような対応ができますか?

A 被害者は、まず証拠の保全(スクリーンショットやURLの保存)を行い、その後、プラットフォーム運営事業者へ削除請求を行うことが、迅速に被害の拡大を防ぐ手段となります。投稿者が匿名のまま損害賠償請求を行う場合は、発信者情報開示請求によって投稿者を特定する必要がありますが、この手続きは専門性が高いです。弁護士に相談・依頼することで、肖像権侵害の判断や、削除・責任追及への的確な対応が期待できます。


上記はweb上の情報を基にしています



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