【2026年9月】画像を使った検索を計測:Search Consoleの新機能を解説
Googleは2026年9月24日、画像を使ったWeb検索のデータをSearch Consoleで確認できる新機能を発表しました。文字を入力する検索だけでなく、写真や画面内の画像から調べた人に、自分のサイトがどう見つかっているかを確認するための機能です。
この記事では、対象となる検索、レポートの見方、数字を読む際の注意点を公式情報に沿って説明します。情報確認日:2026年9月25日。
1. 画像を使った検索とは?
「マルチモーダル」は、文字や画像など複数の種類の情報を扱うことです。今回の「Web: multimodal」は、検索の一部に画像が使われたWeb検索結果を指します。
例えば、名前が分からない物を写真で調べるような検索です。Googleの発表では、次の入口が対象に挙げられています。
- Google Lens
- Androidの「かこって検索」
- Google検索への画像アップロード
- Chromeで画像を右クリックして検索する機能
今回の発表は、これらの検索方法そのものの新設ではなく、サイト運営者向けの計測機能の追加です。
2. Search Consoleのどこで確認する?
対象は「検索結果のパフォーマンス」と「生成AI機能のパフォーマンス」のレポートです。検索タイプのフィルタで「Web: multimodal」を選びます。画面上の表示名は言語設定などで異なる場合があります。
Googleのヘルプでは、文字入力によるWeb検索は「Web: text-based」、画像を使ったWeb検索は「Web: multimodal」と説明されています。従来の「画像」検索タイプとも区別されています。
検索結果のレポートで見る数字
- クリック数:検索結果からサイトがクリックされた回数。
- 表示回数:検索結果にサイトが表示された回数。
- CTR:表示回数に対するクリック数の割合。
- 平均掲載順位:サイト全体の集計では、そのサイトの最上位の検索結果の掲載順位を平均した値。
生成AI機能のレポートは、Google検索のAI OverviewsやAI Modeでの表示回数を確認するものです。今回確認した公式ヘルプで案内されている指標は表示回数です。ページ・国・日付・端末などでデータを整理できます。
3. いつから使える?
Googleは今回のマルチモーダル検索データの追加を、9月24日から世界規模で順次展開すると発表しました。対象の検索からサイトへのトラフィックがある場合に、レポートで指標を確認できるとしています。
9月25日時点で、すべてのアカウントに反映済みという意味ではありません。本記事では、D-aerialのSearch Consoleアカウントでの利用可否や実際の計測値は確認していません。
4. 数字を読むときの注意点
表示回数はサイトの訪問数ではなく、クリック数も購入や問い合わせの件数ではありません。このレポートだけで売上や商談への貢献が分かるわけではありません。
また、Googleのヘルプによると、レポート内で「~」や「-」と表示される、利用できない値や数値として示されない値は、ダウンロードデータでは0になります。元の画面で値が利用できない状態と、実際に0だった状態を混同しないことが重要です。
確認する項目
- 検索タイプが「Web: multimodal」になっているか。
- 比較する期間やページの条件がそろっているか。
- 見ている数字が表示回数か、クリック数か。
- 出力した0が、元の画面でも0だったか。
5. 今回の更新の要点
今回の変更で追加されたのは、画像を使った検索を区別して確認するためのフィルタです。検索順位を上げたり、集客を自動で改善したりする機能ではありません。文字入力の検索と画像を使う検索を分けて、サイトが見つかる経路を把握できる点がポイントです。
参照URL
- Google Search Central:マルチモーダル検索のレポートを発表(2026年9月24日)
- Google公式ヘルプ:検索結果のパフォーマンスレポート
- Google公式ヘルプ:生成AI機能のパフォーマンスレポート
関連情報
見出し画像はAIで作成したイメージです。実際のSearch Consoleの画面や計測結果ではありません。