オンデバイスAIとは?スマホやPCの中で動くAIを解説
オンデバイスAIとは、スマートフォンやPCの中でAIの処理を行う仕組みです。外部のサーバーへ処理を依頼するクラウドAIとは、計算を行う場所が異なります。
Android:Gemini Nano
GoogleのGemini Nanoは、Androidの「AICore」というシステム機能を通じて端末内で動きます。公式資料では、文章の要約、校正、書き換え、画像の説明、音声の文字起こしなどの機能が紹介されています。
推論、つまり入力から結果を作る処理は端末内で行われます。ただし、モデルのダウンロードなどには通信を使います。
Windows:Windows ML
Windows MLは、WindowsアプリでAIモデルを動かすための開発基盤です。ONNX Runtimeを基にしており、PCのCPU、GPU、NPUを使って処理できます。NPUはAIの計算に使われる専用の処理装置です。
Microsoftは、端末内でモデルを動かせることや、対応する実行用ソフトウェアをWindowsが管理・更新することを説明しています。処理性能は、使うモデルやPCの構成によって変わります。
Apple:端末内とクラウドを扱う仕組み
AppleのFoundation Models frameworkは、アプリからApple Intelligenceの端末内モデルを利用するための開発用機能です。
WWDC26の公式ガイドでは、対応するクラウドモデルも同じ枠組みで扱う機能が紹介されています。そのため、アプリの処理場所は利用するモデルによって異なり、端末内で完結しない場合もあります。
「端末内」の範囲
端末内でのAI処理と、クラウドへの接続は別の仕組みです。Googleも、端末内では通信の往復を省ける一方、推論速度は端末の性能に左右されると説明しています。使える機能や速度は、端末によって異なります。
参照URL
- Android Developers:Gemini Nano
- Microsoft Learn:Windows MLの概要
- Apple Developer:WWDC26 Apple Intelligenceガイド
情報確認日:2026年9月13日。公式説明の要約です。見出し画像はAI生成のイメージです。