【2026年10月】Claudeのプラグインとは?作業手順とツールをまとめて公開する仕組み
Claudeに毎回同じ作業手順を説明したり、使うツールを一つずつ設定したりする。その準備をまとめて配布する仕組みが「プラグイン」です。作業の進め方を記したスキルや、外部サービスにつなぐコネクターを、一つのパッケージとして扱えます。
Anthropicは2026年9月25日、Claude向けプラグインをディレクトリへ申請する新しいポータルを発表しました。この記事では、10月1日時点の公式情報を基に、プラグインの中身と公開の流れを紹介します。
プラグインは「作業手順」と「接続先」をまとめるもの
スキルは、作業の順番や出力の形式をClaudeに伝えるためのものです。一方、MCPコネクターは、外部サービスのデータや機能をClaudeから利用するための接続口です。
例えば週次レポートなら、コネクターで許可されたプロジェクト情報を参照し、スキルで「進捗、課題、次の対応」の順に整理する、といった構成が考えられます。これは仕組みを理解するための例です。実際に参照できる情報は、接続先と利用者の権限によって決まります。
すべてのプラグインに両方が必要なわけではありません。文章の整理など、外部サービスへの接続が不要な作業はスキルだけでも構成できます。
9月25日の発表で変わったこと
新しいポータルでは、開発者がプラグインを申請し、審査状況やフィードバックを確認できます。承認後は公開のタイミングを選べます。公開後の分析には、利用画面やバージョン別のインストール状況、掲載ページの閲覧、検索からの発見状況などが含まれます。
申請しただけでディレクトリへ即時掲載される仕組みではありません。自動検証や安全性の確認に加えて審査が行われます。また、ClaudeとClaude Codeでプラグインを探す体験の統合は、発表時点では今後数週間で進める予定とされています。
公開までの流れ
1.何を配布するか決める
スキルなどをまとめたプラグインはGitHubリポジトリで提出します。遠隔のMCPサーバーをコネクターとして提出する場合は、サーバーのURLを使います。自分で運用する遠隔MCPサーバーをプラグインから使う場合は、そのサーバーも別途コネクターとして申請する必要があります。
2.想定する画面で試す
普段のチャットで使うのか、Coworkで作業を進めるのか、Claude Codeで開発に使うのかを決め、実際の利用画面で動作を確認します。導入だけでなく、接続時の認証、必要な権限、情報が取得できなかった場合の動きも確認しておくと、使い始めのつまずきを減らせます。
3.申請し、審査後に公開する
申請にはPro、Max、Team、Enterpriseのいずれかのプランが必要です。TeamとEnterpriseではOwnerが申請でき、EnterpriseではカスタムロールでDirectory権限を付与されたメンバーも申請できます。審査期間は一律ではありません。GitHubで提出するプラグインは、掲載開始前にリポジトリを公開する必要があります。
Chat・Cowork・Claude Codeで使える機能は異なる
同じパッケージでも、利用画面によって読み込まれる機能が違います。公式の対応表では、スキルはChat、Cowork、Claude Codeで利用できます。一方、エージェントやフックはChatでは読み込まれません。
プラグインに含まれるローカルMCPサーバーは、Chatでは読み込まれません。Coworkではデスクトップアプリのセッションを利用者のコンピューター上で実行する場合に対応し、Claude Codeでも利用できます。配布する際は「どの画面で使うものか」を説明に書くと、導入先を選びやすくなります。
社内利用なら、公開ディレクトリ以外の方法もある
社内専用の手順やツールを配るために、一般公開を選ぶ必要はありません。公式資料では、組織向けのプラグインや独自のマーケットプレイスを使った配布も案内されています。
まず一つの仕事について、必要なデータと完成形を決めると、構成を整理しやすくなります。文章の書式や作業手順を伝えるならスキル、外部サービスとMCPで接続するならコネクター、両方が必要なら組み合わせる。この違いを押さえると、導入する側も作る側も、プラグインの役割をつかみやすくなります。
参照した公式情報
情報確認日:2026年10月1日。見出し画像はプラグインの仕組みを表したAI生成のイメージで、実際のClaude画面ではありません。