【2026年11月】Grok画像生成APIのモデル切り替え:画質・料金と確認点
画像生成を自社サービスに組み込んでいる場合、同じモデル名を指定し続けても、実際に画像を作る仕組みが変わることがあります。xAIは、画像生成APIの旧モデルgrok-imagine-image-qualityを2026年11月2日に終了し、リクエストを新しいモデルに振り分けると案内しています。
旧モデル名が直ちに使えなくなるわけではありません。ただし、生成結果や料金を確認することが重要です。公式ガイドによると、告知期間は2026年9月2日に始まり、切り替え日は11月2日です。時刻やタイムゾーンは明記されていないため、実際の適用状況は利用環境の応答で確認してください。この記事は9月2日更新の公式移行ガイドを基にしています。
1. 何が変わる?
公式案内では、旧モデル名grok-imagine-image-qualityへの画像生成・画像編集のリクエストは、新しいgrok-imagine-image-2.0のlow品質で処理されます。古い名前の指定は引き続き受け付けられ、リクエストと応答の形式は変わらないとされています。
一方、実際に処理するモデルは変わります。同じ指示文でも、構図や文字、素材の質感などの仕上がりに違いが出る可能性があります。これは移行に伴う確認上の注意であり、特定の違いをxAIが保証したものではありません。
2. 対象になる利用と、ならない利用
対象は、xAI APIで旧モデル名を使う画像生成と画像編集です。既に旧モデルへ転送されるgrok-imagine-image-proも、新モデルのlowへ転送されます。
別のgrok-imagine-image(1.0)は、この切り替えの対象外とされています。Grokのすべての画像機能や他社サービス上の機能が同時に変わる、という意味ではありません。
3. 料金と品質設定の見方
xAIによると、新モデルのlowは、旧モデルに比べてどの解像度でも画像1枚あたり0.01米ドル安くなります。旧モデル名から転送された場合も、新モデルのlow料金が適用されます。これはlowでの比較であり、新モデルのすべての品質設定が同じだけ安くなるという意味ではありません。最新の単価は公式料金表で確認してください。
新モデルを明示的に指定すると、品質を選べます。公式資料では、mediumはより細かな表現のために処理を増やす選択肢です。新モデルを直接指定して品質設定を省略した場合はautoとなり、公式ガイドによると現在は画像生成にlow、画像編集にmediumを使い、実際に使われた品質に応じて課金されます。旧モデル名からの自動転送では、画像編集もlowで処理されます。
4. 制作現場で確認したいこと
自社システムや制作ツールの設定に、旧モデル名が使われているか調べる。
API応答のmodel欄を確認し、実際に処理したモデルを記録する。
同じ指示文で複数の画像を生成し、画風、構図、文字、商品形状などを確認する。
画像編集を使う場合は、元画像の保持や修正範囲を確かめる。
新モデルを明示的に使う場合は品質設定と料金を確認し、必要に応じて社内で共有する。
自社でAPIを直接利用していない場合は、利用中の制作サービスがどのモデルを使っているか、提供元の案内や契約条件を確認しましょう。
5. 新モデルを直接指定するときの違い
公式ガイドでは、新モデルは品質指定に加え、画像編集で最大5枚の元画像、画像生成・編集で21:9と5:2の画面比率に対応すると案内しています。必要な機能や料金を確認したうえで、旧モデル名の自動転送に任せるか、直接指定するかを検討できます。
まとめ
今回の変更は、旧モデル名を使うAPIリクエストの処理先を切り替えるものです。形式が維持されても出力内容や請求の確認は欠かせません。まずは利用設定と応答のモデル名を確認し、制作物への影響を小さく試してみましょう。
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